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2021.03.17 Wed
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METROCS Sapporo

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インテリアデザインを担当した「METROCS Sapporo」。

 

札幌円山で25年もの長い間営業されてきた、ハーマンミラーやヴィトラなどをはじめとする国内外のデザインプロダクトを扱う説明不要の名店です。学生の頃から憧れ続けた名作家具たちが、mangekyo事務所の隣にお引越ししてきました。

 

mangekyo事務所同様、天井高4870のシンプルな倉庫物件ですが、長年に渡り様々な用途で使われてきたこちらの空間は、鉄骨ロフトと天井裏スペースを作って増床されており、本来持っているはずの抜け感をほとんど感じることが出来ませんでした。

不要な箇所を解体するだけでこの空間が長年隠し持ってきた魅力を掘り起こすことが出来たので、必要最低限の造作工事+塗装のなるべく少ない手数で仕上げました。デザイナーズ家具が映える気持ちの良い空間になったと思います。

 

METROCSさんがインスタグラムに移転のお知らせとして投稿された一文、

“(25年お世話になりました円山店は)とても好きな空間で個人的にも離れがたい気持ちはありましたが次に見つけた新天地はその感情を超えるものがあり決断致しました。”

この言葉を受け、背筋が伸びる思いでした。移転オープンでも新規オープンでも、インテリアデザインは、店主の大きなご決断があってご依頼いただける仕事なのだと改めて感じました。これからも丁寧に向き合っていきたいです。

 

桑園に引っ越してきて早6年。特別なんの印象もないエリア(愛を持って)で新しく何かを始めることこそがクリエイティブに違いないと信じてきました。拓殖ビル、どんどんおもしろくなってきましたよね。

 

WORKSのページに写真をアップしましたので、ぜひご覧ください。

 

2021.03.10 Wed
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CITYBOY EBETSU

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インテリアデザインを担当させていただきました「CITYBOY EBETSU」。

 

「aki nagao」「french panda」「BIRDWATCHING」「wineman」に続く長尾シェフによる新店舗は、自家製ハンバーグとタイ料理のライスサラダ、“カオヤム”が楽しめる専門店です。江別蔦屋書店内 食の楝、いわゆるフードコートにオープンしました。

 

コロナ渦にオープンするフードコート店舗の在り方を考え、飛沫対策パーテーションと手洗いシンクを内装の一部として作りこみました。

『注文→受け取り→手洗い・消毒→食べ残しをコンポストへ→下膳』

この一連の機能を店構えとすることで、平面的なデザインに陥りやすいフードコート店舗に奥行きが生まれるのではないかと考えました。
店舗奥の厨房スペースをファサードまで拡張した仮想オープンキッチンのような作りにしています。ステンレスは手入れがしやすい素材ですが、見た目にも清潔感があることが安心につながるのではないかと考えました。

 

白樺の輪切りで作ったサインと、収穫コンテナから着想した黄色い収納箱は、家具デザインユニット 621によるデザイン・製作です。近年野菜作りに取り組みはじめたaki nagaoグループの料理に対する熱い思いを内装に取り入れるため、アウトドアグッズや農具からイメージを膨らませました。
621には、吊り下げたディスプレイの選定や、複雑な什器図面作成にもお力を貸していただきました。

 

北海道岩内で明治44年に創業した村本テントさんに、オリジナルのペーパータオルホルダーを製作していただきました。クラシックなテントのような形状は、見た目もかわいいですが機能性も抜群です。

 

グラフィックデザインはCOMMUNEです。
説明必須なシステムを、ピクトグラムでわかりやすく整理していただきました。
新キャラクター ハンバーグおじさんと、CITYBOYの看板犬 ロッキーがこの店の目印です。

 

札幌市内中心部にある都会的なCITYBOY1号店に対し、江別蔦屋書では、「シティボーイの週末」「シティボーイのアウトドア」を裏テーマにしました。

 

読書大好き・本の虫の私にとって、本屋さんでの仕事は幸せそのものでした。

 

WORKSのページに写真をアップしましたので、ぜひご覧ください。

2020.12.06 Sun
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genre tokyo

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インテリアデザインを担当させていただきました「genre tokyo」。

 

2018年に札幌市内に現存する最古の鉄筋コンクリート造のビル、三誠ビルにオープンしたgenreは、残念ながらこの12月でクローズします。
新たな場所は、東京、蔵前。
genreの移転は今回で2回目となります。立ち上げ当初から根底にあるものは変わらずヨーロッパのヴィンテージウエアですが、移転を重ねるたびに新しさを増していくお店です。

 

ハンガーパイプとフィッティングルームのカーテンレールを天井吊りとし、床面を広く見せることで7.9坪の空間に広がりを持たせました。
ストックルームは設けず、壁一面に作業台を兼ねた大きな収納を作り、茶箱をストックとしました。シーチングはオリジナルです。

 

ジャンルとはフランス語を語源とし、古くからスタイルを持った人のことを「あの人は良いジャンルを持っている」などと表現するのだそうです。

 

WORKSのページに写真をアップしましたので、ぜひご覧ください。

2020.12.06 Sun
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pole

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インテリアデザインを担当させていただきました札幌の美容室「pole」。
今年の春、緊急事態宣言下で札幌市内が静まり返っていた頃に改修のご相談をいただきました。
先行き不安な時期でしたが、より良くなるよう前を向く姿勢に勇気付けられました。

 

お店のコピー「新しい朝、新しい自分」から着想した朝焼けカラーのカウンターは、カコイ塗芸によるグラデーション塗装です。

 

改修に合わせてロゴもリニューアルしました。デザインは寺田侑司さんです。

 

最近、SNSで拡散される写真や動画の印象と、フィジカルストアの在り方について考えています。このことについてはこれまでもぼんやり考え続けていましたが、打ち合わせを重ねる中で、その関係性について改めて意識するきっかけをいただいたプロジェクトでした。

 

WORKSのページに写真をアップしましたので、ぜひご覧ください。

 

2020.06.26 Fri
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RIBBONESIA

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RIBBONESIA」は、アーティストの前田麦氏と、クリエイティブディレクターの吉川徹氏によるアートデュオです。リボンを使ったアートワークによる展示、広告、ディスプレイなど多岐にわたる活動で広く世界中で知られています。
アトリエ移転に際し、インテリアデザインを担当させて頂きました。

 

以前のアトリエは、材料や道具、創作の痕跡やアイデアの源と思われるもの、用途がよくわからないものなどで溢れ、何か面白いことが起こりそうな期待感が充満するカオスでした。息をするように作品を作り発表し続ける前田氏の日常や、空間において、対外的な見え方よりも実用性に重きを置かれていることなどから、きれいに整頓された空間を作ることが正解ではないように思えました。それよりも、アイデアを思いついたらすぐに手を動かして製作に取り掛かれること、クリエイティブの熱とリズムを滞らせないことが重要であると考え、常に手の届く範囲に道具があり、ものが増えていくほど魅力が増していく空間を想像しながらデザインを進めることにしました。

 

キーワードに「図工室」「工房」があがり、さらに同時期に隣の敷地に大きなホームセンターがオープンすることが決まっていたため、ホームセンターで購入出来る材料を使って自分でカスタマイズしていける柔軟な空間にしたいと考えました。例えば、シナ積層合板の棚板は必要最小限の枚数だけ製作しておき、今後増やしたくなったら隣のホームセンターで同サイズでカットしてもらう、という具合に。
棚板を支える柱は、気負いなく釘打ちして道具や作品を吊り下げられる機能も兼ねています。
有効ボードの壁面には道具を吊り下げたり、作品やお気に入りのオブジェを飾ることも出来ます。
リボンが収まるガラスの棚板は、手芸店のリボン売り場の棚を参考にしました。奥側に向かって勾配をつけて、リボンが転がり落ちないようにしています。

 

状況に応じて姿を変えながら、楽しいカオスになっていけばいいなと思っています。
「脳内を具現化出来た」という前田氏の言葉が最高に嬉しかったです。

 

WORKSのページに写真をアップしましたので、ぜひご覧ください。