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2021.03.10 Wed
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CITYBOY EBETSU

Category  Work

インテリアデザインを担当させていただきました「CITYBOY EBETSU」。

 

「aki nagao」「french panda」「BIRDWATCHING」「wineman」に続く長尾シェフによる新店舗は、自家製ハンバーグとタイ料理のライスサラダ、“カオヤム”が楽しめる専門店です。江別蔦屋書店内 食の楝、いわゆるフードコートにオープンしました。

 

コロナ渦にオープンするフードコート店舗の在り方を考え、飛沫対策パーテーションと手洗いシンクを内装の一部として作りこみました。

『注文→受け取り→手洗い・消毒→食べ残しをコンポストへ→下膳』

この一連の機能を店構えとすることで、平面的なデザインに陥りやすいフードコート店舗に奥行きが生まれるのではないかと考えました。
店舗奥の厨房スペースをファサードまで拡張した仮想オープンキッチンのような作りにしています。ステンレスは手入れがしやすい素材ですが、見た目にも清潔感があることが安心につながるのではないかと考えました。

 

白樺の輪切りで作ったサインと、収穫コンテナから着想した黄色い収納箱は、家具デザインユニット 621によるデザイン・製作です。近年野菜作りに取り組みはじめたaki nagaoグループの料理に対する熱い思いを内装に取り入れるため、アウトドアグッズや農具からイメージを膨らませました。
621には、吊り下げたディスプレイの選定や、複雑な什器図面作成にもお力を貸していただきました。

 

北海道岩内で明治44年に創業した村本テントさんに、オリジナルのペーパータオルホルダーを製作していただきました。クラシックなテントのような形状は、見た目もかわいいですが機能性も抜群です。

 

グラフィックデザインはCOMMUNEです。
説明必須なシステムを、ピクトグラムでわかりやすく整理していただきました。
新キャラクター ハンバーグおじさんと、CITYBOYの看板犬 ロッキーがこの店の目印です。

 

札幌市内中心部にある都会的なCITYBOY1号店に対し、江別蔦屋書では、「シティボーイの週末」「シティボーイのアウトドア」を裏テーマにしました。

 

読書大好き・本の虫の私にとって、本屋さんでの仕事は幸せそのものでした。

 

WORKSのページに写真をアップしましたので、ぜひご覧ください。