Category
-

2016.04.19 Tue
-

福祉施設の改修

Category  Work

_W1495652_W149560

介護老人福祉施設の改修工事が完了しました。

施設で働く職員のための休憩室をリニューアルしました。

 

このプロジェクトは、仕事のON/OFFの切り替えを明確にすることで、職員約150名の働く環境を整えることを目的としてスタートしました。

ヒアリングの結果、職員同士ゆっくり話をする時は施設内の休憩室を利用せずに近隣のカフェなどに行くと答えた職員が多く、もっとこの休憩室を活用してもらいたいという施設長の思いから、「施設内にある休憩室」をデザインするのではなく、店舗をデザインする時と同じ意識で取り組みました。

 

喫煙者が全職員の1/3以上を占めるため喫煙室は必須とのこと。今までは喫煙室が入口横にあったため、休憩室全体に抜け感を感じられませんでした。喫煙室を区画の奥側に設けることで、広々とした空間を作りました。これまで喫煙室内に隠れていた窓が現れ、抜け感も生まれました。

 

キッチンに対する要望は当初、「お湯を沸かすことが出来る程度のもので良い」「散らかったキッチンが見えないように出来れば隠したい」という要望でしたが、広い空間を活かした大きなキッチンのプランを提案したところ、「せっかくキッチンが広くなるなら休憩時間や仕事後に交代で料理をしてみんなで食べよう」「キッチンとビッグテーブルがあるから、時々地域の人達に向けた料理教室やイベントを開いてみてはどうか」など、職員のみなさんからも前向きな提案があり、調理機器なども揃えることになりました。

 

この施設に実習に来る学生のための実習室も同時にリニューアルしました。

 

店舗の改修よりも要望や制約が比較的少なかったのですが、私達から提案されたものをどのように活用するか、こちらが想定していなかった使い方のアイディアが職員のみなさんからどんどん生まれることがとても興味深いプロジェクトでした。

 

↓ BEFORE

10+-+1_DSC03151

2016.03.27 Sun
-

PHYSICAL

Category  Work

physical1

mangekyoがインテリアデザインを手掛けたカフェPHYSICALがオープンしました。

 

2014年、札幌市内中心部から少し離れた場所に位置する桑園地区のオフィスビル内に、クリエイティブサロンMEET.とグラフィックデザイン事務所COMMUNE のオフィスが完成しました。

MEET.は、札幌を拠点に国内外問わず活動するグラフィックデザイン事務所COMMUNEが 「出会い」をテーマに立ち上げ運営するスペースで、展覧会、セミナー、ワークショップ、ライブなど、様々なイベントを開催しています。間仕切りの奥がCOMMUNE のオフィスです。

イベント時にステージとして使用される足場板を積み上げたスペースは、パーテーションを立てるとミーティングルームとして使用出来ます。

 

この度完成したPHYSICALは、一連のプロジェクトの一環として、同じフロア内に計画されたカフェです。

DIYや自給をテーマに、暮らし方や食について学び、成長していくことを目的としたカフェです。COMMUNEがプロデュースを行い、札幌で根強い人気を誇るカフェkitchen nestが運営しています。

 

既存のスケルトン空間を活かすため造作は最小限に抑え、家具のデザインに注力しました。

使用出来る材料と、先述したこのカフェの目的などからヒントを得て、材料を本来の目的とは違う用途に転用したり、材料をリユースすることにしました。

本革の端切れ、物流の現場で使用されていた中古のパレット、コンクリートの型枠などを再利用し家具を製作しました。

 

カフェの奥側をオフィスの間仕切りと同じ仕様で仕切り、小さな部屋を設けました。

この部屋は当初、カフェの個室として使用したり、スペースレンタルやイベント時などに使用されることを想定して提案しましたが、最終的にガラス作家のアトリエとして使用されることになりました。

もともとこの区画は断熱が施されておらず、外壁が直接内部の壁になっているため、外部の寒さがダイレクトに内部まで伝わってしまい、冬の間は少々厳しい環境になることを予想していたのですが、この部屋がアトリエとして常時使用されることにより緩衝空間の働きをし、カフェ内の寒さが和らぐ結果を生みました。

また、新たな使われ方をするスペースが加わることにより、この場所の面白さが更に増したように思います。

 

https://cafe-physical.tumblr.com

 

MEET1

MEET./COMMUNE

2016.03.27 Sun
-

岩見沢の住宅

Category  Work

_DSC0485

岩見沢の住宅のリノベーションが竣工しました。

施主が所有するビルの一室を改修し、家族三人で暮らす住宅を作る計画です。

 

このビルには店舗、事務所、賃貸住宅が入っています。

当初は、事務所として使われていた一室だけを改修し、住居にする予定でした。

しかし、要望を聞いていくとピアノや楽器を演奏するための防音室を設置することや各個室を設けるには、事務所部分だけでは面積が充分ではなかったため、ちょうど空室になっていた上階の賃貸住宅の2部屋も繋げてメゾネットにすることを提案しました。

構造の専門家に相談し、床を抜いて階段を設置し、上下階を繋げることが出来ました。

 

1階には、リビング・キッチン・風呂・トイレなどの共有スペースを

2階には、寝室・子供室・楽器を演奏するための防音室・書斎などのプライベートスペースを作りました。

 

↓ 工事中の様子

_DSC0380_DSC0403

2016.03.14 Mon
-

ARCH STELLAR PLACE

Category  Work

_DSC5959

mangekyoがインテリアデザインを手掛けたARCHの2号店が札幌ステラプレイス内にオープンしました。

 

区画面積の都合上ストックルームを充分に設けることが難しかったため、売場とストックルームを一体とし、商品同様ストックも常時見せる、倉庫のような内装を目指しました。

壁面棚は、商品陳列とストックの両方に使用可能。ハンガーを掛けるインサイドパイプも製作し、フレキシブルな使い方が出来るようにしました。壁面棚の背面にフィッティングルームと、小さなスタッフルームを設けています。

レジカウンターにもストックの機能を持たせ、仕上げは錆び止め塗装の赤を採用しました。

少ない要素で倉庫感を演出するために、仕上げの試作と打合せを何度も繰り返しました。

 

きれいに仕上げられた店舗が大半を占める商業施設の中に、突如としてバックヤードのような空間が現れる面白さも生まれたように思います。

 

WORKSのページにも写真をアップしましたので、ぜひご覧下さい。

2016.01.16 Sat
-

「PHYSICAL」完成間近

Category  Work

_DSC0360

2014年に私たちが設計したクリエイティブサロン「MEET.」と同じフロア内に、カフェを作っています。

 

このプロジェクトでは、既存のスケルトン空間を活かすため造作は極力せず、主に家具のデザインに注力しました。使用出来る材料などからヒントを得て、材料を本来の目的とは違う用途に転用したり、材料をリユースして、家具を製作しました。

_DSC0325

ソファの張り地は、本革の端切れを接ぎ合わせて製作しました。物流の現場で使用されていた中古のパレットを積んで下台にしました。

 

テーブル天板は、コンクリートの型枠を再利用して製作しました。

_DSC0355

配管に使用される銅管を天井から吊るし、照明や植物などを自由な場所に引っ掛けることが出来ます。

 

カフェの奥には、ガラス作家のアトリエを新設しました。カフェから中の様子を覗くことが出来ます。

 

2014年の「MEET.」「COMMUNE OFFICE」に続き、2016年の「PHYSICAL」の完成で、およそ100坪のプロジェクトがいよいよ完結します。

OPENはもう少し先のようですが、桑園エリアの新たなスポットの誕生が今から楽しみです。

 

PHYSICAL

https://www.facebook.com/offgridcafephysical