Category Work
北海道札幌市の鮨おくのの設計を担当しました。
奥野さんとの出会いは、数年前BLAKISTONで企画・開催した木工作家の辻有希さんの展示にご来場いただいた時だったと記憶しています。BLAKISTONの活動を通して関わりが深くなった作家の方々や、細く細く続けている茶道に導いてもらったと感じるご縁がいくつもありますが、鮨おくのもそのひとつだと思います。
奥野さんは内装について、
「鮨屋の王道の形式やしつらえに固執する必要はありません」
と言ってくださり、その言葉は私を随分と楽にしてくれ、鮨屋ではなく「おくの」を作ろうと考えることができました。
カウンターは、佐賀県の名尾手すき和紙の和紙で仕上げました。
名尾手すき和紙は肥前名尾和紙として300年以上の歴史を持つ工房で、和紙の原料のひとつである梶の木の栽培から行っています。mangekyoと同じビルに事務所を構えるアーティストの前田麦さんがこちらの工房で開催する展示のための和紙作品を製作をしていた様子から着想しました。
6月に工房を訪ね、和紙を作る過程を見学させていただきました。
椅子は、北海道三笠市に工房を構える内田 悠さんによるものです。

内田さんはBLAKISTONで開催した企画展に参加していただいたことはありましたが、こうしてようやく一緒に仕事ができて嬉しいです。
Worksのページに竣工写真をアップしました。ぜひご覧ください。