Category
-

2016.07.27 Wed
-

NOYMOND ORGANIC CAFE

Category  Work

_W1499052

「NOYMOND ORGANIC CAFE本店」改修工事のインテリアデザインを手掛けました。

 

今回の改修で、1階はオリジナルジェラートが楽しめるテイクアウト対応のジェラテリア、2階はランチプレートやパンケーキ、パフェなどで北海道食材を楽しめるカフェスペースになりました。

 

カフェの営業時間が10時から25時までと長く、様々なメニューが提供されるため、幅広いシチュエーションに対応出来るニュートラルな空間を目指しました。

_W149927_W149965

保存

保存

2016.06.06 Mon
-

FOUR SEASONS

Category  Work

_DSC0567

札幌発のアウトドアウェアブランド「FOUR SEASONS」のフィットショップ兼オフィスのインテリアデザインを手掛けました。

 

「FOUR SEASONS」は、オリジナルのスノーボードウェアやレインポンチョ、レインブーツなどをインターネットで販売しています。

このフィットショップでは実際に商品を試着することが出来て、気に入ったものをウェブサイトで購入するシステムです。

 

野外に映えるグラフィカルなデザインを引き立たせるため、空間はグレートーンのマテリアルでシンプルに統一しました。

2016.04.28 Thu
-

North Continent HOTDOG STAND

Category  Work

_DSC0556

札幌PARCOの地下2階にオープンした「FOODIES MARKET」。北海道で人気の飲食店10店舗が軒を連ねる小さなグルメスペースです。

その内の1店舗「North Continent HOTDOG STAND」のインテリアデザインをmangekyoが手掛けました。

 

North Continentは北海道産のお肉を使用したハンバーグ専門店で、札幌市内に2店舗を構える人気店です。両店舗とも過去に私達がインテリアデザインを手掛けました。

今回の「North Continent HOTDOG STAND」では、ソーセージやベーコン、パテ、リエットなどの自家製シャルキュトリを、北海道産じゃがいも北あかりを使用したモチモチ食感のいももちパンで挟むオリジナルスタイルのホットドッグが楽しめます。

 

施設側から設定された設計期間はおよそ2週間とかなり短い上に、厨房計画やサイン計画が作業の大部分を占めるため、クライアント、グラフィックデザイナー、施工会社や厨房業者と密に連携を取り合いながら進めました。

内装工事にかけられる日数はわずか5日間でした。面積的には私達が今まで手掛けた物件の中で一番小さな物件ではあるのですが、工期がかなり短いため緊張感のある現場でした。

自家製シャルキュトリを扱うお肉屋さんらしく、メインのマテリアルは白タイルにしました。

 

このプロジェクトでは「North Continent HOTDOG STAND」という店名を考案するところから関わらせて頂きました。

昔から様々な国の街角で目にする「ホットドッグスタンド」。今回出店する場所がおよそ1.5坪の屋台のように小さな区画であることや、「ホットドッグスタンド」というクラシックでアノニマスな名称がNorth Continentが持つ素朴で実直なイメージにフィットすると考え、店名に取り入れることを提案しました。

 

2016.04.19 Tue
-

福祉施設の改修

Category  Work

_W1495652_W149560

介護老人福祉施設の改修工事が完了しました。

施設で働く職員のための休憩室をリニューアルしました。

 

このプロジェクトは、仕事のON/OFFの切り替えを明確にすることで、職員約150名の働く環境を整えることを目的としてスタートしました。

ヒアリングの結果、職員同士ゆっくり話をする時は施設内の休憩室を利用せずに近隣のカフェなどに行くと答えた職員が多く、もっとこの休憩室を活用してもらいたいという施設長の思いから、「施設内にある休憩室」をデザインするのではなく、店舗をデザインする時と同じ意識で取り組みました。

 

喫煙者が全職員の1/3以上を占めるため喫煙室は必須とのこと。今までは喫煙室が入口横にあったため、休憩室全体に抜け感を感じられませんでした。喫煙室を区画の奥側に設けることで、広々とした空間を作りました。これまで喫煙室内に隠れていた窓が現れ、抜け感も生まれました。

 

キッチンに対する要望は当初、「お湯を沸かすことが出来る程度のもので良い」「散らかったキッチンが見えないように出来れば隠したい」という要望でしたが、広い空間を活かした大きなキッチンのプランを提案したところ、「せっかくキッチンが広くなるなら休憩時間や仕事後に交代で料理をしてみんなで食べよう」「キッチンとビッグテーブルがあるから、時々地域の人達に向けた料理教室やイベントを開いてみてはどうか」など、職員のみなさんからも前向きな提案があり、調理機器なども揃えることになりました。

 

この施設に実習に来る学生のための実習室も同時にリニューアルしました。

 

店舗の改修よりも要望や制約が比較的少なかったのですが、私達から提案されたものをどのように活用するか、こちらが想定していなかった使い方のアイディアが職員のみなさんからどんどん生まれることがとても興味深いプロジェクトでした。

 

↓ BEFORE

10+-+1_DSC03151

2016.03.27 Sun
-

PHYSICAL

Category  Work

physical1

mangekyoがインテリアデザインを手掛けたカフェPHYSICALがオープンしました。

 

2014年、札幌市内中心部から少し離れた場所に位置する桑園地区のオフィスビル内に、クリエイティブサロンMEET.とグラフィックデザイン事務所COMMUNE のオフィスが完成しました。

MEET.は、札幌を拠点に国内外問わず活動するグラフィックデザイン事務所COMMUNEが 「出会い」をテーマに立ち上げ運営するスペースで、展覧会、セミナー、ワークショップ、ライブなど、様々なイベントを開催しています。間仕切りの奥がCOMMUNE のオフィスです。

イベント時にステージとして使用される足場板を積み上げたスペースは、パーテーションを立てるとミーティングルームとして使用出来ます。

 

この度完成したPHYSICALは、一連のプロジェクトの一環として、同じフロア内に計画されたカフェです。

DIYや自給をテーマに、暮らし方や食について学び、成長していくことを目的としたカフェです。COMMUNEがプロデュースを行い、札幌で根強い人気を誇るカフェkitchen nestが運営しています。

 

既存のスケルトン空間を活かすため造作は最小限に抑え、家具のデザインに注力しました。

使用出来る材料と、先述したこのカフェの目的などからヒントを得て、材料を本来の目的とは違う用途に転用したり、材料をリユースすることにしました。

本革の端切れ、物流の現場で使用されていた中古のパレット、コンクリートの型枠などを再利用し家具を製作しました。

 

カフェの奥側をオフィスの間仕切りと同じ仕様で仕切り、小さな部屋を設けました。

この部屋は当初、カフェの個室として使用したり、スペースレンタルやイベント時などに使用されることを想定して提案しましたが、最終的にガラス作家のアトリエとして使用されることになりました。

もともとこの区画は断熱が施されておらず、外壁が直接内部の壁になっているため、外部の寒さがダイレクトに内部まで伝わってしまい、冬の間は少々厳しい環境になることを予想していたのですが、この部屋がアトリエとして常時使用されることにより緩衝空間の働きをし、カフェ内の寒さが和らぐ結果を生みました。

また、新たな使われ方をするスペースが加わることにより、この場所の面白さが更に増したように思います。

 

https://cafe-physical.tumblr.com

 

MEET1

MEET./COMMUNE